寒くったってビールはうまいっ( ^∀^)
こんばんはねばこ(nevaco_blog)です。
先日(ってもう10月のことなんですが)最高にも北海道へ出稼ぎへいってきたのです。
我が人生で2回目の北海道ー!
るーるるるるるー♪(北の国からより)
ビールといえば黒ラベル!赤星があれば尚最高!!
せっかくの北海道。日本で唯一のビールの博物館、サッポロビール博物館へいかないと!
サッポロビール好きとしては是が非でもいってみたいパワースポット(?)
というわけでいってまいりました、一人で。
「サッポロビール博物館、いってみたいけど一人でも変じゃないかしらん…?」とお悩みのあなたの背中を押したい。
「ぜんぜんへーき」( ^∀^)!
サッポロビール博物館、すごくすてきなところだったのでご紹介します。
北海道の開拓とビールの歴史、サッポロビール博物館
- バス:札幌駅北口から15分ほど乗って「サッポロビール園」で下車。
- 地下鉄:東豊線「東区役所前」から徒歩15分。
ついたよ〜快晴!きれいー!祝福されてるわ〜
「麦とホップを製すればビイルという酒になる」
あたりまえのようであたりまえではない、いろんなひとたちの研究があって今日のビールはおいしくいただけているのですな。ありがとう、昔のえらいひと。。
札幌ビール博物館正面
サッポロビール博物館は北海道遺産に選定されたんですって。なるほど納得ですね。
歴史ただよう洋館の屋根に赤星が輝いていて最高にうっとり。
サッポロビール博物館受付へレッツゴー

サッポロビール博物館の見学は、
- 自由見学(無料)
- プレミアムツアー(有料)
ふたつのプランから選択。
自由見学は予約なしで自分のペースで見学できます。
プレミアムツアーのほうは所用時間は約50分。
要予約で大人一人500円。19歳以下300円。小学生以下は無料。(支払いは現金のみ)
11:30から30分ごとに参加者が集まってスタート(最終17:30)。
自由見学にはない、プレミアムシアターで開拓史麦酒醸造所創設のドラマが観られることと、見学最後にツアー限定の「復刻札幌製麦酒」とサッポロ生ビール黒ラベルの飲み比べができます。
ビールってすごい苦労してできたんだ…が知れちゃう歴史
ではいざ、3階から自由見学スタート!
ででーん!
でででーん。
カメラに収まりきらないこれ何?
麦汁を煮沸する釜ですって。でかーい。
全高10メートル。何リットルのビールができるんだろか…。
このサイズの釜を作ったひともすごいわ。。。
その他、麦酒をつくるのに使った昔の道具などが数点展示されています。
2階サッポロコレクション&アドコレクション
中川清兵衛さんありがとう
北海道開拓使とは?なぜ札幌にビール工場ができたのか?どうやってサッポロビールがうまれたのか?などの歴史がくわしく書かれたパネルがたくさんならんでいます。
上の写真の人物、中川清兵衛さんが本場のドイツまでビールの修行にいってくれたから今日のビールは日本にあるということです。
ありがとう、清兵衛さん!!!(敬礼)
新潟出身の好奇心旺盛な若者の清兵衛、と書かれていますが1848年に日本人初のドイツへビールの修行にいくなんて、すごすぎません?
現代ならいろいろネットで下調べとかできるけど、好奇心だけではむりですよね。
とおもってたら、中川清兵衛さんなんと16歳の時に新潟から横浜にきて翌年には幕府の禁を犯して単身イギリスへ渡ったんですって!
なんとやんちゃな男子!!
のみながら話ききたいですね。
長くなるので詳しく知りたい方はぜひサッポロビール博物館へ。笑
サッポロビールの歴史が知れる、パネルの一部をご紹介

低温で発酵、熟成させるドイツ式ビール醸造には冷却用氷が必要で、雪氷がたくさんとれる北海道の気候はビール作りにぴったりだったのですね。

暖冬すぎて予定通りに仕込みが進まなかったり、ドイツから取り寄せた酵母が発酵しなかったり最初から大変だったようです、、

試行錯誤の研究開発のすえ、完成した札幌ビールは1877年に東京で販売が始まりました。
船での輸送時に夏場になると酵母が発酵してしまうため氷と一緒に運ばれたり苦労が垣間見えます。。(味も不安定そうだ…)

ガラス工業がまだ発展してなかったためビールびんの調達も大変であったと。
しかも輸送中にビールが吹き出して空っぽになっていたり。。
そのため当時はコルクを針金で留めたものが考案されました。
コルクを針金で留めたビール瓶。ラベルもレトロでどれもおしゃれ。
ビール新時代。熱処理ビールを新たにはじめたことにより品質保持がむずかしかった当時のビールは日持ちがよくなり長距離輸送が可能に。
1937年、戦争によってすべてのビール会社の銘柄別ラベルが廃止され商標がきえた時代。
終戦後、新ブランド「日本ビール」発売。
1956年、ビール愛飲家から「サッポロビール」を懐かしむ声が後を絶たず、発祥の地北海道でサッポロビールを復活させた。その翌年には全国販売。
1964年1月、社名もサッポロビール株式会社に変更。
当時のサッポロビール。おしゃれー!
1975年頃までは熱処理ビールが主流であったが、サッポロビールの技術陣は研究を重ね、生ビールのうまさをそのままに詰める技術開発に成功。
1977年「サッポロびん生」を全国発売した。
「サッポロびん生」は、すっきりした味わいが評判で大ヒット。
「黒ラベル」の愛称で呼ばれ、1989年には正式ブランド名となった。
黒ラベルのラベルの歴史。
ビールの原料となる大麦とホップ。実物初めてみたかも!
ノスタルジックなイラストが素敵な旧ポスター
1992年とんねるず(若いっ)
サッポロビールのCM起用されたタレントさんのポスターもたくさん飾ってあってなつかしくみてて楽しいです。
サッポロビール博物館見学のあとはスターホールへ
スターホールの電球がビールびんなの素敵
一人でじっくりサッポロビール博物館を見学して大満足。
ちょっと疲れたさいごのおたのしみ、併設されているスターホールで工場直送のビールが堪能できるのです!(有料)
はっきりいってこれがお目当てといっても過言ではない。
3種飲み比べセットをいただいてみよう
やったー!最高の図。
3種飲み比べセットは800円。
レンガ造りの落ち着いたスターホール店内でいただけます。

3種とは、左から
- サッポロ生ビール黒ラベル
- サッポロクラシック
- 札幌開拓使麦酒ピルスナー
サッポロ生ビール黒ラベル | サッポロクラシック | 札幌開拓使麦酒ピルスナー |
1977年に発売されて以来ロングセラーになっているサッポロの主力商品。
麦のうまみと爽やかな後味の完璧なバランス。 ひと口目から飲み終わる瞬間まですっきりとした飲みごごちが続きます。 |
ビール本来のうまさにこだわり、副原料を使用しない麦芽100%生ビール。
北海道の豊かな自然の育てた食材たちとの相性抜群です。 飲みごたえと飲みやすさを体感してください。 |
創業当時の味を再現したビール。
麦芽100%、ビール酵母が生きたまま入っています。 オホーツク産・富良野産の麦芽、ホップも使用した、重厚でしっかりした味わいです。 |
素人のわたしでも飲み比べると3つともぜんぜん違うのがわかります。
どれがいちばん美味しいかは、個人の好みでしかないですがわたしはサッポロクラシックがすきでした!
開拓使麦酒もなんだか濃厚でたしかにしっかりとしたあじわい。このあとに黒ラベルのむとまた爽やかでおいしい。の無限ループをたのしめます笑。
サッポロビール博物館 まとめ
サッポロビール園開拓使館。
こちらも素敵な外観。
サッポロビール博物館はとても広い敷地のサッポロガーデンパークの中にあります。
パーク内の素敵な建物をみながら散歩するだけでもきもちがいいくらいすてきな所でした。(実際ピクニックみたいにくつろいでるご家族もいました)

サッポロガーデンパーク内にはたくさんレストランが併設されていますが、その中にサッポロビール園開拓使館というサッポロビールを楽しみながらジンギスカン料理をいただけるところがあります。
とても美味しくて人気とのことなので、次来た時はだれかといってみたいー!
サッポロガーデンパーク内、緑も多くてとてもきれい。
今回、ひとりでサッポロビール博物館、スターホールといってきましたがすごく楽しくて大満足です。
二人連れや数名で来られてる方たちが多いですが、ひとりで来られてる方もちらほらいらっしゃいました。
ひとりでも二人でも何人でも、いきたいとこには後悔のないようにいってみようと心がけてます。
北海道、札幌へ出かけることがあったらぜひ足を運んでみてくださいね。